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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「あぁ、ゴメン。
及川さんと知り合いだったんだね」

姫凪を離しながら呟くと

『あ、今日は道に迷ってる所を
ここまで連れてきてくれて
昨日はバイトの帰りに
変な人に連れ去られそうに
なった所を助けてくれたの』

「あーそぅ…って…!
変な人に連れ去られそうって?!
何してるんだよ!」

サラッと言いすぎて
聞き逃す所だっただろ!?

『…店から付いてきてたみたいで…
たまたま通りかかった及川さんが
家まで送ってくれたの』
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