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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第5章 涙の温度


「…チャント食べたの?昼ご飯…」

『うん。ちょっと、食べた
疲れ過ぎて食欲なくて…』

また目を合わせない姫凪

「ねぇ?いつからキミは
人の目見て話さない子になったの?」

『そんな事………』

「あるでしょ?見てないよね?
今、実際に。僕の目」

姫凪の顔を覗き込む

『や…やだ……』

頑なに顔を背ける姫凪
さすがにここまで拒否られると
落ちるどころじゃないよね?
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