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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第16章 隔て顔
僕の腕の中で
姫凪がポソリと呟く
え?まさか、だけど。
「一人では歩かせてないぞー?
俺が姫凪に
そんな危ない事
させるわけ無いじゃん?」
居たーー!
だよね!?
この安定の過保護が
居ないわけなかった!!
「やぁ、アニキ。」
姫凪を胸に抱いたままだから
なんとなく気まずい
「おう。」
「離すから。そんな顔しないでよ」
サラッと言ったものの
なんかチョット寂しい
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