第10章 われてもすゑに…。
「そうだよな!黒尾くん!
俺ら頑張ったのにな!」
嘆く黒尾さんに
便乗する木兎さん
「え?木兎は木に登ってた
だけじゃね?」
「え…!?いや!俺も活躍…
して、、ねぇ?
あれ?俺は颯爽とかっこ良く…
木から降りて…アレ??」
木兎さんのテンションが
見る間に下がっていく
あ、マズイやつ??
「木兎さんは居るだけで
場を盛り上げるので
木から降りるだけでも
かっこ良かったでしょうね」
「赤葦!!そうだろ!?
ムードメーカー!ヘイヘイヘーイ!」
お、セーフ!
さすが赤葦さん