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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]
第10章 われてもすゑに…。
蛍が私の手を握る
『蛍…うれ…しい…』
蛍の手は冷たいのに
ポカポカして
涙が止まらない
「泣かないでってば(笑)
話し聞いてなかったのかな?」
蛍が私の顔を覗き込んで
イタズラな笑顔で私の唇に
甘いキスを送る
『泣いてない!』
「いや、泣いてるでしょ」
『泣いて………』
「泣きなよ…バカガキ…
僕が慰めたいだけだけどね…
姫凪…身体回復した?
もう一回…キミに刻みたい…」
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