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第25章 収束への旅路


「つか俺のことはいいんだよ俺のことは!!手前らが話してんだろうが!」

「気にしなくていいのに…なんでそんなに気使ってるの?今日の中也君気持ち悪い」

「気使ってねぇよ圧死させんぞ手前…」

『…もしかして妬いてる?トウェインさんに』

「いやいや蝶ちゃん、流石にそれは今更感が否めな……え、ちょっと中也君?何か反論してくれないかな、僕不安になるから」

呆気なく指摘されてしまったために、返す言葉も見つからなかった。
そして自覚もなかったのだ…指摘されて初めて気がついて、腑に落ちた。

「…だからって止めさせる気はねえからな」

『肯定するんだ…今日の中也さん素直だね?』

「君そういうの言わないところとか蝶ちゃんとそっくりだよ本当…えっ、何?身も心も思春期に入っちゃってるのもしかして?」

「かもな」

「……じゃあ蝶ちゃん、もしかして身も心もLittle 蝶ちゃんに…!!?」

「蝶、その変態とっとと黙らせろ」

だって、と言いながら液晶に返す蝶。

『ごめんトウェインさん、十六の中也さんヤキモチ妬きだったみたいだからまたね?』

「うん、優しくしてあげてね…にしても六歳の蝶ちゃんやっぱり可愛『じゃあね』えっ、待っ____」

「………容赦ねえなお前」

『中也さんが妬いちゃうから』

「…思春期って厄介なもんだな?…悪い」

こちらに近づいてきた蝶の浴衣を少しはだけさせてから、その白い肌に映える紅い花をまた新たに咲かせていく。

ふる、とからだを震わせる彼女だが、そちらに構う余裕もどうやら今の自分にはなさそうだ。

『…、っ…ぃ、た…っ…あ…ッ』

「……やめるか?…やめたいなら、止めろよ…俺のこと」

『ぁ…、…っ…ン…、』

止めるどころか、続けているうちにすがりつくように腕を回してもたれかかってきやがった。
とんだ女だ、これだからやめてやれねえってのに。

「痛いんじゃねえの?」

『…好、き…っ……、中也さんの、に…なれるの…すき…ッ』

「……だからイカれてんだよお前…っ、…すげえ数になってっけど?ここ」

『あ、ぅ…ッ……、…あり、がとっ…』

「内出血させられてお礼言ってんじゃねえよ…馬鹿」

舌で優しくそれらを舐めてからジュル、と吸い、触れるだけのキスを落としてまた増やす。

そんなことを繰り返す内に、彼女の身体がまた俺の印に溢れていくのだった
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