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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


「んのぉ~!」

今まで静かにしてたのに、突然、後ろから翔くんの雄叫びが聞こえた。
紙のカンバスから目を離して後ろを振り向くと、ソファの上で身悶えている。

「…どしたの…?」
「んだって!雅紀のやろお…!」

スマホを握りしめたまま、まだ身悶えている。

「…相葉ちゃんがどうかしたの…?」
「あいつ風邪ひいてんの!なのにさあ…」

スマホの画面を俺の方に向けた。
そこにはよみうりランドのフードファクトリーの前で満面の笑みを浮かべている相葉ちゃんが写っている。
どうやら家族と一緒に行ってるみたいだけど…

「家で寝てろって言ったのに!」

ぐぬぬと画面を見つめて翔くんは怒ってる。

「…まあ…どうしようもなかったんじゃない?」
「でもさー…あいつが後で苦しむんじゃん…」

もう…またそんなところまで心配して…

「…相葉ちゃんも大人なんだから大丈夫だよ…」
「でもさー智くん…あっ!」

今度はなんだ?
カンバスに戻しかけてた目をまた翔くんに向けた。

「今度は潤かよっ…」

またスマホに向かってぐぬぬと怒りを顕にしてる。

「…どうしたの?」
「潤があっ…また彼女とっ…」
「え?」
「もう…写真撮られるからやめろって言ってるのに…」

今度は潤が彼女と出かけてるらしい。
今まで決定的なのは撮られたことないからいいんじゃないって思うんだけど…
それでも翔くんは心配らしい。

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