第11章 グレイscene4
それから、ずーっとゲームは続いた。
ぜんぜん誰も負けなくて、ゲームは深夜まで続いた。
その頃には、もう皆、半裸で…
だって、キスしなきゃいけないから、服も脱がさないといけなくて。
気がついたら、4人でラグの上で絡まり合ってた。
あれ…いつのまにセックス始まってたんだ…?
「も…らんこお…だめだってぇ…」
「まだ挿入してないからいいだろ?」
「翔さん…それ、屁理屈…」
言ってる傍からカズヤが俺の唇を塞いだ。
柔らかい舌が俺の唇を舐ってる。
「にーの…美味しい…」
「俺はお酒じゃねえよ…?」
「お酒よりも美味しいもん」
どたっとラグの上に倒れると、ひょいっとカズヤが居なくなった。
「ん?」
「はい、お前はこっちね」
相葉さんが俺に覆いかぶさってきた。
「え?ちょっと…」
「和…」
「ん…?」
「全部好き」
最強の口説き文句を言われて、俺は落ちた。
「俺も…全部好き…」
ぎゅっと下から相葉さんを抱きしめると、ふふっと笑った。
隣を見たら、翔さんがカズヤを抱きしめて笑ってた。
ふと翔さんと目があった。
「翔さん、全部好き…」
どんぐりみたいな目をパチクリさせて俺を見てる。
「カズヤ、全部好き…」
カズヤがニッコリ笑いながら俺に手を伸ばしてきた。
ぎゅっと握ったら、そこに相葉さんが手を重ねて…
「俺も…翔ちゃんもカズヤも、ぜーんぶ好きっ!」
「俺もー!」
掴んだ手を引っ張られて四人で団子になった。
ぎゅうぎゅう抱きしめ合っているうちに、そのまま眠ってしまって…
明け方、目を覚ましたら俺は翔さんの腕に抱かれてた。
カズヤは相葉さんの腕に抱かれてる。
そっとカズヤの手を握って引き寄せた。
「んにゃ…?にーの…?」
「しー…おいで」
ぎゅっと胸に抱きしめてしまうと、カズヤはまた寝息を立て始めた。
相葉さんが薄目を開けてこっちを見てる。
「えっちしないもん」
そういうとちぇっと拗ねて、カズヤを抱きしめた。
後ろで翔さんがクスリと笑った。
「さ…もうちょっと寝よ…?」
俺達は、また今日、愛を確認し合った。
とてもとてもしあわせだった。
「あ…ゴミ…」
相葉さんと翔さんの嘘いびきが一段大きくなった。
【END】