• テキストサイズ

カラフルⅢ【気象系BL小説】

第11章 グレイscene4


何回もそれが重なると、さすがにメンバーの間の空気も不穏になる。
雅紀がなにかを悩んでいるのは明らかなのに。
誰も何もできないからだ…

こういうときは放っておくしかない。

だけど、俺は雅紀の恋人。
これ以上、放っておくことなんてできなかった。

リハ終わり、無理やり雅紀を自宅に連れ帰った。
最近、俺の家にまで来なくなってたからだ。

「潤…痛いっ…」

リビングまで無理やり引っ張って行くと、ソファに雅紀を投げ出した。

「雅紀…どういうつもりだよ」
「え…?」
「皆に迷惑かけても俺に言えないこと?」
「そんな…」

すぐに目を逸らしてしまう。

「なんで?雅紀…」
「潤…ごめん…」

そう言うと雅紀はソファの上で、手足を縮めて丸まってしまった。

「ごめん…ほんとごめん…」
「雅紀…謝るなら言ってくれよ」

ぶんぶんと頭を横に振って頑なに殻に閉じこもる。

「…じゃあ、身体に聞いてみるからな」
「え?」

雅紀の腕を取ると、立ち上がらせた。
ジーパンのトップボタンを乱暴に外して、ファスナーを下げると、中に手を突っ込んだ。

「じゅっ…潤っ…」

逃げようとする身体を腕でがっつり掴まえて離さない。

「俺から逃げられると思うなよ…?」

/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp