第11章 グレイscene4
「も…お、お願い…わかってるからぁ…」
「なにがだよ…」
智くんが俺の身体を引き寄せ、抱き寄せた。
耳元で囁かれると、体の中心が熱くて…
ニノの身体の上から崩れ落ちてるのに、まだニノは俺の中にいて…
ぐりっと答えられない俺を突き上げた。
「ひゃあっ…う…ぁ…ねがい…イかせて…苦しい…」
段々、息も上手くできなくなってくる。
智くんが俺の顎を掴んで上を向かせた。
唇が重なるとふうっと苦しいほど、智くんの息が入ってきた。
「うっ…ごほっ…」
「翔、言えよ。じゃないと解放してやんねえぞ…?」
真正面に見える智くんの怖い顔…
でも…かっこいい…
ぐいっと肩を掴まれて倒れこんだ先には、ニノの端正な顔…
ニノも…かっこいい…
「翔は…俺達のなに…?」
ずるりと俺の中のニノが抜けていって、また突き上げられた。
「ああっ…お、れは…」
「ほら…言えよっ…」
また突き上げられて、もう熱が身体の中で暴れてわけがわからなくなってくる。
「俺はっ…智くんとニノのモノですっ…」
叫ぶように言うと、ニノの身体に腕を回した。
「お願いっ…愛してっ…もっと欲しいっ…」
にやりと笑うとニノは俺を突き上げてきた。
目の前に黒い影が来たと思ったら智くんだった。
「翔…わかってんでしょ…?」
目の前にある智くんの中心…
大きく口を開けて咥え込んだ。
「うわ…凄え眺め…」
俺の下にいるニノがぼそりと呟いた。
中にいるニノが一回り大きく膨らんだ。
「あっ…も…ふっ…」
「おら…口から出すな」
ぐいっと智くんの手が俺の頭を抑えこむ。
どれだけの時間、そうやって揺さぶられたろう。
智くんとニノが満足して、初めてコックリングを取ってもらえた。
解放された途端、俺の射精は止まらなかった。
遠くなる意識の中、ふたりの囁く声が聞こえた。
「もう、俺達以外にあんな可愛い顔みせるんじゃないよ…」
「お前の知らないところでも、お前はふたりだけのものなんだからな…」
嬉しい…
誤解だよって言おうと思ったけど…
暫くこのまんまにしておいても、いいかも
だって、気持ちいい…
【END】