第7章 ショコラscene3
夜中に目が覚めた。
翔ちゃんは、眠ってる。
起き上がって、髪をさらさらと撫でる。
「おかえり…翔ちゃん…」
ベッドから出ると、お風呂の準備をした。
ばっちり中出しだったから、早く洗わないと…
明日から、仕事に復帰だからね…
お湯を落としてリビングに戻ると、スマホにメッセージが入ってた。
『相葉ちゃん…俺、恋したみたいだ』
もう一個、メッセージが入ってた。
『なんかさっきからおかしい。これって恋かな…』
ぶふっと吹き出してしまった。
奥さんの予言、的中だな…
くっくと笑っていると、寝室から翔ちゃんが出てきた。
「何笑ってんの?雅紀…」
寝ぼけ眼を擦りながら俺に抱きついてくる。
「んー?これってなんていうんだっけ…ひょうたんからコマ?」
「はあ?」
そのあと、一緒にお風呂に入って身体をすっきりさせた。
アルコールも抜けたみたい。
風呂からあがると、すぐにベッドに入って眠ってしまった。
とろんと眠りに落ちる寸前、翔ちゃんが俺を抱きしめた。
「雅紀…ありがとうな…」
ちゅっと髪にキスすると、翔ちゃんは眠りについた。
俺はしあわせな気分のまま、翔ちゃんを追って眠った。
そうだ…
明日の朝、チョコレートをあげよう。
口移しで、甘い甘いチョコを一緒に食べよう…
そうしたら、翔ちゃん元気になるよね。
目を閉じながら、翔ちゃんの手を探した。
探し当てると、指を絡めて顔まで引き寄せた。
その触れた指先に、そっと唇をつけた。
「愛してる…翔…」
【END】