第7章 ショコラscene3
「これ…」
「ね?近いでしょ?もう一枚も見てみて。こっちは大野さんのラジオに来たメール」
内容は同じような内容だった。
ただ、住所は同じだけどハンドルネームが違った。
「今ね、その子にスタッフになりすましてメール投げてんの。まだ返事は来てないんだ」
「ニノ…凄いよ!ありがとう!」
「ん。で、その間にね、相葉さんも自分のラジオのスタッフに連絡してみてくんない?」
慌ててスマホを取り出してラジオのスタッフに連絡をとった。
俺は全部のメールや投書に目を通してるわけじゃないから…
電話が繋がって、事情を話すと確認するから待ってくれと言われて、折り返しになった。
「ニノ…近づいてるかもしれない…ありがとう!」
「ううん…俺も早く元通りになってほしいからさ…今日、オフで良かったよ…」
「ごめんな…せっかくのオフなのに…」
「いいって…大野さんや潤からもくれぐれもよろしくって頼まれてるしさ」
「ん。ごめん…ほんと…」
「何謝ってんのよ…仕方のないことなんだからさ」
ポンポンと背中を叩かれた。
「あ、メール来た」
ニノがモニターを覗き込む。
ゴクリと喉が鳴った。
頼む…