第2章 グレイscene3
「翔ちゃんっ…もっと…ぎゅってして…」
「もう…しょうがねえな…」
翔ちゃんはいつものように、ぎゅっと俺を抱きしめてくれるとそのまま俺を突き上げてくれた。
「あんっ…ああっ…愛してる…翔ちゃん…」
「ニノ…もう…」
ぎゅうっと腕に力を入れると、より翔ちゃんと密着した。
翔ちゃんの体温が温かい。
「愛してる…ニノ…」
低く甘い声で囁かれて、身体にとてつもない快感が走っていった。
「ああっ…も、イッちゃうっ…」
ぎゅっと握った手を解かれて、頭の横で床に押し付けられた。
「俺もイクから…待ってて…?」
翔ちゃんはそういうと、激しく俺を突き上げた。
「あっ…ああっ…翔ちゃんっ…激しすぎっ…」
「ニノっ…ああ…やば…も、出るっ…」
「ああっ…イこ…?ふたりでイこ…?」
「ん…イくっ…ニノっ…」
ガクンガクンと揺れたかと思うと、俺達は二人で同時に果てた。
翔ちゃんの手を俺の白濁が濡らし、俺の中を翔ちゃんが濡らした。
「翔ちゃん…うれしい…」
「ニノ…」
翔ちゃんは俺の額にちゅっとキスをくれた。
「もう…忘れた…?」
「え…?」
「朝の…」
「ん…忘れた…」
「ホント…?」
気遣わしげな顔で、翔ちゃんが俺を覗き込む。
「だって…愛するひとに抱いてもらえたもん…」
「ニノ…」
「幸せだから…忘れたよ…」
その後、翔ちゃんは俺のことお姫様抱っこでお風呂に入れてくれて。
身体の隅々まで洗ってくれて、バスタオルで全身拭いてくれて。
そのままベッドにまたお姫様だっこで連れて行ってくれて、寝かせてくれた。
「今日は疲れただろ…?」
「翔ちゃん…」
「でも、寝かさないからな?」
「え?」
「今日は一晩中、おしおきな?」
「えっ…だって…さっき…」
「お前は俺のものだって、身体に覚えさせてやるよ」
にっこりと、怖いくらいのほほ笑み。
「や、やーめーてーっっっ」
その夜、俺は感じちゃってごめんなさいを100回言わされた。
【END】