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カラフルⅢ【気象系BL小説】

第2章 グレイscene3


「おはようございまーす…」

楽屋に首だけ入れる。

「えっと…あの…」

今日はVSの収録にお台場に来ている。
見慣れない後ろ姿に恐る恐る声を掛ける。

「あ、二宮さんおはようございます」

先週から衣装担当になった男の人。
名前…なんだっけ。
攻め衣装の打ち合わせがあるから、一時間早く来てくれって言われた。
前の衣装さんのときは、こんなこと言われなかったのに…

「すいません、勝手に入らせて頂きました」

礼儀正しい振る舞いに、ちょっと安心した。
ちょっと、このひとゲイっぽい雰囲気あるんだよね…
身長も松にぃくらいあるし…

「あ、いいんですよ。マネージャーには言っておいたんで」
「はい。ありがとうございました」

チーフマネと俺のマネは俺達が衣装合わせに入るのを見届けて、外に打ち合わせに行った。

「じゃあすいません。こちらの衣装から合わせて貰っていいですか?」
「はい」

モノトーンの服に身を包んだ衣装さんは、まっすぐに俺のこと見上げてる。

「あの…?」
「え?」
「あんま見られてると…」
「あ、すいません。芸能人の人ってこういうの平気なのかと思っていました」

そう言って目を逸らした。

一個目の服はイマイチだった。

「そっちのにしてみようかな」
「あ、はい」

二個目の服を着てみたら、しっくりきた。

「これで…」
「あ、こっちも…」
「え?」
「一応…着てみてください」

三個目の服は…
どうみたって女の子だった。

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