第2章 グレイscene3
「あっ…やっ…、出ちゃうっ…」
俺の肩にしがみつきながら、蕩けそうな顔を俺に向ける。
もう、そんなかよ…
「智くんって、やっぱりスケベなんだね…」
「やっ…やだ…そんなこと言わないでよぉ…」
きゅっと塊を握ってまた一定のリズムで扱き上げると、可愛い声で智くんは鳴いた。
「あっあっ…も、で…あっ、しょちゃっ…ああん…」
びくっと塊が震えた瞬間、手を外した。
「え…なんで…?」
呆然とした顔で智くんは俺を見た。
「言ったろ?お仕置きだって」
「え…?なんで…?わかんない…」
すぐにシャワーからお湯を出して智くんの身体を上から下まで洗い上げた。
そのまま湯船に入れると、自分も身体を全身くまなく洗った。
湯船から智くんを引き上げると浴室を出て身体を拭いた。
バスローブを着せると、素早く髪を乾かした。
俺も乾かすとバスローブを羽織って、智くんを抱き上げた。
「えっ…」
智くんは慌てて俺の首に腕を巻きつけた。
そのまま寝室へ行くと、ベッドに智くんを寝かせた。
「智くん…お仕置きの続き、やってもいい…?」
「え…?」
「だって、指輪くれなかったの智くんだよ…?悪いのは智くんだよね…?」
「え…ちょっと待ってよ翔ちゃん…だって…俺、その…」
「俺のこと、好きなんでしょ?」
「えっ…」
そのまま智くんは固まってしまった。
「な…に、言ってるのか…よくわかりません…」
この段になっても、智くんは隠そうとする。
ばかだなあ…
なんとも思ってない、しかも男のチンコなんか舐められるわけないのに…
分かれよ…このニブチン。
びしっとおでこにデコピンをした。
「痛っ…」
「お仕置きです」
「え…?」
「女役ね」
「えっ…ちょっ…あっ…ああんっ…」
色っぽい声を出す智くんはなんにもわかってないまま俺に抱かれた。
ご心配なく。避妊はちゃんとしましたよ?
全てが終わってベッドに沈み込む智くんが俺を見上げた。
「翔ちゃん…あの…」
「なに?」
「なんで…その…俺にこんなこと…」
ガクッとおれは項垂れた。
この人…ほんとに…
腕を引き寄せると、ぎゅうっと抱きしめた。
「好きだからに決まってるでしょ」
智くんはそのまままた固まってしまった。
俺はその身体を抱き寄せて、満足した。
まだわかんないの?
明日も、お仕置きな?
【END】
