第27章 宮城の夜
「あれ…?翔さん遅くね?」
「あ…ほんとだ…」
二人で浴室に行ったら、湯船につかりながら翔さんは寝ていた。
「あっぶね…」
頬を叩いても起きなかった。
「相葉さん、翔さん出そう」
「やだ…」
「え?」
相葉さんは俺の手を引いた。
「独り占めしたい」
そう言って俺を抱きしめた。
「だぁめだって!翔さん風邪ひくだろ!」
「やだ」
「あっ…そんなこと言うなら、ヤらない」
「えっ」
「俺、大野さんの部屋いって寝る」
「だ、だめっ…」
「じゃあ、翔さん出すよ」
そう言ってバスタブに二人で入って翔さんを担いだ。
バスタオルで身体を拭くと、ベッドに寝かせた。
ツインでよかった…
翔さんはキツイ日程の中、宮城入りしていた。
相当疲労が溜まっていたんだろう。
しかし、こんな疲れているのによく俺とヤる気になったな…
この人、相葉さんに負けない絶倫マンなのかもしれない…
あと、むっつりスケベ…
二人でほっとした。
さっき居酒屋で飲んだビールが全部身体から出て行ってしまった。
「飲み直す?」
「俺、やめとく」
そう言って相葉さんは俺を押し倒した。
やっぱりヤるんですね。
そうですか…