第24章 カズヤⅢ
お兄さんたちの指で、唇で俺は翻弄された。
これが半年以上前にあんなにぎこちなくしてた人たちなんだろうか。
息が上がる。
快感が這い登ってきて止らない。
奥が疼く。
もう欲しかった。
「やだ…も、欲しい…」
雅紀にしがみつきながら俺はふり絞るように言った。
翔は俺を抱き上げ、雅紀の寝室へ俺を連れて行く。
「もうちょっと我慢しな。ゆっくり解してやるから…」
翔が耳元で囁くと、背筋がゾクゾクした。
俺がリードしていたことは、もうお兄さんたちはとっくにクリアしてて。
いやらしい動きをマスターしてて。
目が眩んだ。
ベッドに俺を横たえると、翔は俺にキスをした。
軽く唇に触れるだけで、ずっとじらす。
「翔…舌…ほしい…」
そういってもくれなくて。
涙が出そうで。
雅紀が俺の足の間に入ってきたのも気づかなくて。
ぬるっとした指が俺に入ってきて初めて気づいた。
「あっ…ま、さ…き…」
雅紀の熱い指が、俺の後ろをずっと触っていて。
「カズヤ、もう痛くない…?」
傷ついたような顔をして雅紀は俺を見上げる。
頷くと少しぎこちなく笑った。
そのまま指が俺の中に入ってきた。