第1章 ヘブンズシュガー
ちゅっと音がした。
うたた寝してるカウチから落ちそうになった。
「わわっ…」
「なにやってんのよ…」
くすくす笑う声が聞こえる。
「うるさいな…」
また寝る体勢に戻ると、また唇になにか触れた。
「ん…」
目を開けると、和也がキスしてる。
ぐいっと抱き寄せて、深いキスを貪る。
甘い…キス。
「も…苦しいよ…大野さん…」
そっと腕で胸板を押される。
「襲うからだろ…?」
「あんまり寝顔がかわいいから、ね?」
そういうと後ろを向いた。
「かわいい…智くん…」
翔くんが立ってた。
そっとカウチの横にくると、ちゅっと俺の唇に触れていく。
後ろから手が伸びてきて、上を向かされたと思ったら、相葉ちゃんがいた。
「俺も…ちょーだい?」
そっと唇を重ねた。
「お前ら…ずるい」
潤の声が聞こえたかと思うと、頬を手のひらが包んだ。
そっと横を向かされて、見上げると潤がいた。
「俺も、ね?」
ちゅっとまた、音がした。
なんだここは…
天国か。
そんなことを思いながら、またうつらうつらした。
暖かい日差しの中。
あまい、あまい天国…
【END】