第23章 Sad Monster【ドリフターズ】

「おい……
　俺の首に両腕を回せ。」

「……ん。」

口を吸ってやっただけで蕩けちまったは、それでも素直に言う通り動いた。

「良し……そのまま……
　耐えてろよ。」

左手での右膝裏を掴んで高く持ち上げ、右手は露わになったお互いの股間へ差し込む。

一物を咥え込んでぐずぐずに蕩けているそこに指を這わせると

「ひィ…イイッッ…」

は艶声を上げて大きく身体を弾ませた。


「ほら、ちゃんと俺にしがみ着いてろ。
　………続けるぜ。」

俺の首に回した腕に力を込め、固く目を閉じ小さく震えるに一つ笑みを零してから更に責めてやる。

「ここ……分かるか？
　ここ、俺のとお前ぇのが引っ付いてるここだ。
　ぱっくり咥え込んでやがる。」

結合部分を指先で執拗に擽り、その上に在る充血してぷっくりと膨れた秘豆も摘んだ。

「ああッッ！！」

「ん？
　これが悦いのか？
　お前ぇはこういうのが好きか？」

「いやっ……土方殿っ…」

「嫌じゃあねえだろう？
　弄る度に俺をギュウギュウ締め付けやがって。」

その言葉通り、は俺の指先が動く毎に律儀に反応を繰り返す。


もう痛みは感じてねえよな？

中は大きく畝ると共にどんどんと熱くなっていき、俺を絞り尽くしちまいそうな勢いだ。

「……手前ぇで動いてみろ。」

「…えっ……んッ…」

「出来ンだろ？
　お前ぇの悦い所に当ててみろよ。」

「……ぅぅ…」

恥ずかしいんだろうなァ。

男にこんなに煽られてよ。

自分から男を貪るとか、想像した事も無えよな。

けど……素直な分だけ快楽には抗えねえのか、の腰は予想外に激しく動き出した。