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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第2章 アザリア


潤の香水が、俺の鼻孔から脳まで入ってきて、俺は意識が漂ってくる。


夢の中にいるみたいな感覚。


「潤…好き…」


うわ言のように呟いた。


潤がまた俺の顔を覗きこんで、微笑んだ。


はにかんだような、照れたような。


そしてかわいい笑顔。


上気した頬の色が、少年の頃の潤を思い出させた。


「初めて会った時から…」


俺がつぶやくと、潤の目が見開かれて。


唇が震えたかと思うと、目からひと粒だけ涙が溢れてきた。


「翔くん…一緒だよ…」


そういうと俺の手をぎゅっと握った。


そのままそろそろと潤は腰を動かした。


「あ…あぁ…ん…」


声が我慢できない。


大きすぎる存在感に、我慢なんかできなかった。


「俺も…初めて会った時から…好きだよ…」


そうつぶやくと、一気に奥めがけて突き上げてきた。


「ああっ…っっ…じゅ、んっ…」


苦しい。


圧迫感。


そのまままた、潤が腰を引いてゆっくりと突き上げる。


「あっ…もぅっ…もうっ…」


俺と潤が一つになってる。


繋がってる。


それだけで、もう意識を失いそうだった。


でも強烈な違和感はそれを許してくれない。


「潤…ゆっくり…」
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