第14章 檸檬
「和…今日、俺と寝よう」
「えっ…何を急に…」
「いいから…」
強引に唇を塞がれた。
「ちょっ…」
余裕のないキスに、相葉さんの気持ちが伝わってきた。
「わかったから…ね?」
唇を離して、相葉さんの目を見つめると、やっと少し落ち着いたみたいで…
「ごめん…和いなかったら、ほんと俺だめだ…」
「そんなことないよ…」
「傍に居てね…?」
「わかってる。離れていったらぶっ殺す」
「おお…上等だよ」
「おお…マジだからな?」
「おお…いいぜ?」
ガチャっとリビングのドアが開いた。
「どうでもいいから飯食わせろ」
翔さんがコートを脱ぎながら入ってきた。
「は~い…」
俺と相葉さんは夕飯の準備にキッチンへ入った。
カズヤがお風呂から上がってきて、すぐに夕飯にした。
「俺、暫くロケで居ないから」
「え?そうなの」
翔さんがもぐもぐしながら言う。
「そうだなあ…来週にはケリついたらいいかな?」
「わかった…」
ケリつけるとか変なの…
「じゃあカズヤの送りは、俺と相葉さんで…」
「あ、それは今週一杯でいい」
「え?」