第11章 ハニー・スイート
ふわっと身体が持ち上がったと思ったら、潤にお姫様だっこされてた。
「なっ…なにすんだよっ!」
「このまま抱っこされてるのと、横になるのどっちがいい?」
「なっ…」
「大人しくしないと、ずっと抱っこしちゃうよ?」
「や、やだ…」
「じゃあ大人しく横になる?」
「わかったから…」
ふふっと笑うと潤はおでこをコツンとくっつけてきた。
「熱は…ないみたいだね?」
「ないよっ!」
も、もうっ!いきなり何すんだよ!
するすると俺をソファに寝かす。
「あ、寒い?」
そう言いながら、俺にのしかかってくる。
「えっ…ちょっ…何してんの!?」
「寒いかなって思って」
じっと潤は俺に覆いかぶさって、にやにやしてる。
「や、やめてよっ」
「だめだよ…具合悪いのに」
そっと俺の胸に頭を載せてくる。
「あっ…んぅ…」
「…どうしたの?ヘンな声だして…」
「な、んでもな…」
気のせい…?
なんか…ちくび…グリグリされてんだけど…
「あ…の…う…っ」
「ん?なに?」
「なにしてんの?潤…」
「え?なにって?」
その手…その手だよっ!