• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第9章 きみどり scene4


「かずっ!かずっ!」


「え?」


ふたりきりになった楽屋で、智がきらきらした目を向けてきた。


「あの先生がいれば、えっちしすぎても大丈夫だねっ!」


「は?」


「いや~…相葉ちゃん、いい先生紹介してくれたよ…」


ひとりで悦に入ってる智を残して、楽屋を出た。


「あっ?あれ?かず?」


おまぬけな声が聞こえるけど、知らない。


もうっ…智のばかっ


えっちのことしか考えてないんじゃないの…?


俺といたって、そればっかじゃん…


もう、家。


出ようかな…


なんだか涙が出てくる。


俺達って、それだけの関係なの…?


もっと一緒にいて、笑い合ったり。


そういうこと、したいのに…


なんで…


「かず…」


後ろで声がした。


腰に無理をかけないよう、でも精一杯早足で歩いてくる智が居た。


一生懸命、俺を見ながら歩いてくる。


思わず歩みを止めた。


「かず…ごめん…」


手首を握られて、すぐそこにある空いてる楽屋に押し込められた。


「ごめん…怒ったよね?」


「なんで…?」


理由がわかってないのに謝られても嬉しくない…
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp