第5章 レイヴンscene2
あれから、5ヶ月。
潤が退院してきて、俺と潤は元の鞘にもどったんだけど。
潤が翔のところに戻れって煩くて。
翔も潤のところに戻れって言うし。
俺は二人共愛してるし。
そうこうしてるうちに、ニノが翔を押し倒しちゃって…
俺は堪らなくなって、また翔との関係も復活した。
でも今度ばかりは潤に隠しておけなくなっちゃって。
潤も公認という形で、俺達は再スタートを切った。
でも、ニノは翔と切れてくれなくて。
そして、ニノは実はリーダーとも関係があって。
こっちは主従の関係なんだけど…
ニノがご主人で、リーダーが下僕なんだって。
下僕に、潤を抱けって命令だすご主人って、なんなんだよ…
俺には潤が居て、翔が居て。
翔には俺が居て、ニノが居て。
潤には俺が居て、リーダー…が入るの…?
なんか…複雑…
難しい顔をして、潤を抱きしめてると、潤が笑い出した。
「まーさきっ…大好きっ…」
ぎゅうっと俺を抱きしめた。
「潤…」
「今の雅紀のほうが、百倍好きだよ…」
潤は俺にきらきらした笑顔を向けた。
「だって、隠し事してない雅紀って、素直なんだもん」
ケラケラと笑うと、洗濯物をしまいに立ちあがった。
「もう…敵わないな…」
俺は苦笑いして、ソファに沈んだ。