第5章 レイヴンscene2
目覚めたら、朝日の中にいた。
翔は身体にシーツを巻きつけて、俺を見ている。
日の光を浴びた翔は、とても綺麗で。
そのまま俺はずっと翔を見つめた。
「おはよう…?」
照れくさそうに、翔が言う。
「コーヒー、飲む?」
俺は身体にかけられたシーツを跳ね除けると、翔を抱きしめた。
「翔が欲しい…」
「あ…雅紀…だめだよ…」
「だって…欲しいよ…」
「…じゃあ、口でするから…」
ぺろっと、翔が自分の唇を舐める。
「上のお口じゃ、だめ?」
そう言って、翔は立ち上がると俺の手を引いて、バスルームへ連れ出す。
シャワーブースに俺を入れると、丹念に俺の身体を洗った。
泡を流すと、翔はしゃがみこんで俺を咥えた。
俺の顔を見ながら、先ばかり嬲る。
「あ…翔っ…もっと奥まで咥えて…」
ふふっと翔が笑う。
「だめ…もっと俺を楽しませて…?」
「あ…ぅ…翔…」
翔の赤い舌が、俺を弄んでいるのが見える。
その濡れた瞳が、俺を全て見透かして。
奥に咥えさせようとすると、するりと口が逃げていく。
「あ…翔……ね、お願い…欲しい…」
翔の手が俺の後ろに回ってきたかと思うと、濡れた指を俺の後ろに入れた。
電気が、背筋を走っていった。