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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第4章 灰紫


翔ちゃんの身体が、だんだん熱くなってくる。


唇と手で、順番に潤の痕跡をつぶしながら俺は昂ぶっていた。


「智…やめて…」


うわごとのようにつぶやきながら、翔ちゃんは泣く。


「翔ちゃん…大丈夫だから…」


「いやだ…もう…俺に触るな…」


「いや…好きだもん…触りたい…」


一層、翔ちゃんの慟哭は激しくなった。


「もう…俺のことなんて…」


「いやだ!」


ぎゅっと手を握った。


シーツをはがすと、その胸に飛び込んだ。


「俺は…翔ちゃんしかいないの…」


「さと…」


「翔ちゃんしかいらないっ!」


ぎゅうっと抱きついた。


翔ちゃんが熱り立った。


俺はそっとソレを握りこんで扱いた。


「待っててね…今、きれいにするからね…」


俺は扱きながら、ローションを指にとって、自分の後ろへ手を回した。


「んっ…ぅ…」


自分で触るのは、初めてだった。


指を埋め込みながら、俺はこの世界に陶酔していった。


翔ちゃんが俺の手の中にいる。


これだけでうっとりするほど、美しい世界を見るようだった。


「今…あっ…ぅ…待っててね…翔…」


翔ちゃんは俺の顔を、泣きながら見ていた。
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