第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
銀時「とりあえずババァの所でも行って働ける所ねぇか聞きに行くか。ま、ついてこいや。」
そう言われて着いていくと、万事屋銀ちゃんの下にある”スナックお登勢”という所に案内された。
銀時「おいババァいるかー?」
銀さんは何とも酷い事を言ってお店の入口を開ける。
私も銀さんの後ろからお店の中に入った。
?「何だい銀時、珍しく家賃でも払いに来たのかい?」
?「お登勢サン、アホの坂田がソンナコトするわけナイデスヨ。」
中には貫禄漂う中年の女性と、猫耳おかっぱの女の人(?)がいた。
?「ん?何だい?その女の子は。」
すぐ様私に気付いて銀さんに問いかける。
銀時「コイツは客だ、ちと頼みがあってよ。」
?「家賃もろくにハラワナイデ、頼みごとナンテ偉くなったモンダナアホの坂田!」
?「キャサリンうるさいよ少し黙ってな。」
猫耳の人はキャサリンって言うのか、見た目と名前のギャップが凄い。と、心中で思った。