一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第14章 ♡召しませ☆大王様(及川徹)前編✣完結
「ねぇ…そんなにヤラれたいの?」
怒る事なんかわかってたけど
『先輩?』
予想以上。
本気で怒るとやっぱり怖いな
「答えてよ?ヤラれたいのかって?」
ぐいっと腕を引かれて
そのまま先輩の胸に収まる
『ヤラれたいですよ?』
熱でもう思考回路は
壊れる寸前
言葉と身体が合わなくなってきてる
セリフに合う態度なんか出来ない
「セリフ合ってないし」
そんなの私が一番わかってる
もう作るとか作らないっていう
状況なんかじゃない
辛うじて繋がってる
思考回路が閉ざされたら
私から出る言葉は
一切の思慮も遠慮も
配慮すらない
私の素の言葉になってしまう
そんな事になったら……
熱でどんどん落ちていく回路