一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第14章 ♡召しませ☆大王様(及川徹)前編✣完結
差し出された傘を受け取って
『先輩は濡れませんでしたか?』
それが一番心配だった
先輩まで私みたいに
熱でたらイヤだもん
「…うん……」
『良かったぁ…じゃ、移ったら
大変なんで。入りますね
わざわざスイマセンでした』
ペコリと頭を下げると
また頭がクラクラする
本当にヤバイ。
こんな所で倒れたら
迷惑かけるじゃない
身を翻して家に入ろうとした時
「チョット!」
先輩の手が私の腕を掴んだ
掴まれた所に
もう一つ心臓出来ちゃった?
ドクドクいってる
ボーッとした頭で
目に移る先輩を見る