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Bitter Sweet【気象系BL小説】

第2章 ショート集







「ね、本当は感じてんだろ?」




ニノが涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった
俺の顔を見ながら聞く。



「あ…ぅあ…あっ……」

「聞いてんの?」



ニノが俺の頬をぺちぺちと叩く。



…もう答える気力なんてなかったんだ。


そのうち、ニノの動きが速まって
二度目の欲が放たれた。



「あ、あうっ…」

「……まだイかねえのかよ
ちっ、面倒くせぇなあ…」

「っ、も、やだよおっ…
なんで、こんなことっ……」



俺がやっとの思いで発した声に
返事はなかった。



ニノは俺の姿を見て
嬉しそうに笑う。



「いい格好、してんじゃん。


国民的スーパーアイドルの相葉さんが
こんなことされて感じてるなんてファンが知ったら
どうなるだろうねえ?」



ニノは俺から出ていって
ビデオカメラとスマホを持ってきた。




「ほら、こっち向けよ」

「や、やだ……」



声になっているかもわからない。


ニノは俺のナカにまた入ってきた。




「ほら、こっち向けっての。」

「やだっ、やだぁっ…」




俺が抵抗を続けると
ニノは腰の動きを速くした。



「いたっ、やめてよぉ、ニノぉ…っ」

「……俺さ、アンタが好きなんだよ」




……え?



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