第58章 ストック
Jun side
潤「ただいま…」
リビングに入ると翔くん以外はみんないて…
昌「おっ,ようやく帰ってきた」
なぜか松岡くんも来てた
潤「あ…お疲れ様です……どうしたんですか?」
泣いたせいで若干腫れてる目を見られたくなくて
離れたダイニングテーブルに腰掛けると
昌「ん?暇だったから合宿に参加してた」
そう言いながらキッチンから
ホットケーキを持ってきてくれた
雅「松にいのホットケーキおいしいよ♪」
横から相葉さんがフォークをくれて
昌「疲れたときは甘いものだぞ」
チラっと見上げた二人の笑顔が柔らかくて…
潤「…いただきます…」
あんまり量は食べれなかったけど
ホットケーキの甘さが
少し気持ちを落ち着けてくれた
翔「ただいま」
相葉さんが言い出して
リビングでババ抜きをしてたら
ドアが開いて翔くんの声が聞こえてきた
和「おかえりなさい」
智「翔くんお疲れ様」
雅「松にい来てるよー♪」
それぞれがかける声に翔くんが言葉を返して
潤「…おかえりなさい」
俺も…小さくなってしまったけど声をかけると
翔「ただいま…潤」
その声が昨日までと違う気がした
でも…やっぱり…ぎゅっと躰に力が入る…
向かいに座っているニノと大野さんも…思い出してしまって
うまく話すことができないでいた