第28章 みかん
その後、カズヤは風呂に入らされて。
俺と雅紀はまたベッドの上で正座。
「あのねぇ…大人がこういうことは自制しなきゃだめでしょ?」
「和…ちがうんだよ…カズヤが勝手に入ってきたの…」
「朝っぱらから盛ってるからでしょうが!」
「ご、ごめんなさい…」
「ほんとにもう…どうせ相葉さんが盛ったんだろうけどさ…翔さんもさ、もうちょっと考えてよね…」
「はあ…すいません…」
「カズヤは今後、こういう乱交みたいなこと、させないから」
きっぱりと通達が出た。
この家ではニノがルールブックみたいなもので。
通達がでたら、誰も逆らえない。
至極もっともなルールばかりなので、誰も文句も言えないし。
「じゃ…大人はいいんだよね?」
「えっ?」
「和と俺と翔ちゃんはいいんだよね?」
「ま、まあ…それは…」
雅紀はニコッと笑うとニノに抱きついた。
「じゃあ遠慮無く…」
そういうと、ニノにキスをしようとして、ぼすっという音と共に床に崩れ落ちた。
「万年発情期…」
そう言い捨てると、ニノは部屋を出て行った。
雅紀は股間を押さえて暫く動けなかった。
お前、ド級のアホだろ…