第28章 みかん
「翔ちゃん…好き…」
「…?」
「たまんない…」
「……?」
なんていった?コイツ…
「あっ…翔ちゃっ…締めすぎっ…」
「だって…おまえが変なこというからっ…」
「もっ…そんなとこも好き…」
「バカ…バカ…」
雅紀の腰の動きが激しくなって。
「そんなの、知ってるから…」
そう言ったらすぐにイった。
「あっ…ああっ…翔ちゃん…」
「あ、雅紀っバカっ俺まだ…」
「ごめ…しかも生だ…翔ちゃん…」
「ばか…」
どうすんの…この滾った身体…
しかも中出しされた…
あー…
めんどくせえ…
「ああっ!?」
雅紀が素っ頓狂な声を出した。
「なんだよ?」
まだ萎えた雅紀は俺の中に居た。
それがずるっと抜けた。
「あんっ…」
「かっ…カズヤっ…!」
「ふぁっ!?」
振り返ると、ドアの隙間からカズヤが顔を半分だけこちらに向けていた。
「朝からやーらーしー…」
何の言い訳もできない体勢で、大人二人は固まった。
カズヤはぺろりと唇を舐めた。
「翔、まだだよね…俺、ヤってあげる…」