第28章 みかん
朝になったら、雅紀が俺に跨っていて、死ぬほどビックリした。
「昨日はごめんね。先に寝ちゃって…」
そう言って雅紀は俺にキスをしてきた。
「ま、雅紀っ。だめだって。リビングに聞こえるからっ」
一階の寝室は、リビングに近いのでニノとカズヤが起きてきたら聞こえる可能性があった。
雅紀はにやりとして、俺のコンポのリモコンをとった。
「なんか音楽かけたらいいでしょ?」
そう言って、再生ボタンを押した。
たまたま嵐のCDを入れていた。
雅紀はそのまま音楽を流すと、俺の首筋にかじりついた。
「おっ、お前。嵐の曲聴きながらって、悪趣味っ…」
「リビングに聞こえなきゃいいでしょ?なんでも」
どうしてそう繊細じゃないんだ…
しかも、俺、攻められてね?
「や、雅紀っ…俺、お前を抱きたい…」
「…なんかムラムラしたから、俺が抱く」
「ま、雅紀っ…」
逃げようとするとぐるりとひっくり返された。
うつ伏せにされて、腰を持ち上げられた。
そのまま俺のアソコを掴まれて、扱かれた。
「あっ…雅紀っ…だめだってっ…」
「翔ちゃん、敏感なんだから…」