• テキストサイズ

カラフルⅠ【気象系BL小説】

第25章 ベルフラワー scene2


昼前に街に出る。


車を走らせて車道の脇に入ると、電話を掛ける。


「着いたよ」


『今行く』


そう短く言って電話は切れた。


「おまたせ」


「急にごめんね」


「珍しいね。潤から誘ってくるなんて」


そういうと翔さんは俺をじっと見た。


「そう?」


「昔はよく誘ってくれたけどな…」


「うん…」


翔さんの視線が変だったから、俺は目を逸らした。


なんだろ…なにかおかしかったかな俺。


「どこいく?」


「あ、じゃあ俺がよく行ってる店いこうか…」


そう言って車を走らせた。


夜には大野さんが帰ってくる。


でもそれまでの時間が俺には長すぎた。



店につくと、翔さんはいつもどおりで。


ほっとした。


沢山注文して、食べきれなくなってたら、翔さんが全部食べてくれた。


帰りの車で気持ち悪いっていうから、近くの俺の家に寄る事になった。


「とりあえず、ちらかってるけど…」


そう言いながら翔さんを家に上げた。


大野さんと付き合うようになってから、人を入れるのは初めてだった。


翔さんならいいかなと思ったし。
/ 1124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp