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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第9章 June bud scene1


三回も一気にイった衝撃で、和也は意識を飛ばしていた。


タオルで身体を拭いてやって、ごろりとその横に寝転がる。


天使のような寝顔。


さっきまであんなに乱れていた男と同一人物とは思えない。


子供のような顔をしているのに、やっていることはエグくて。


その落差が、今までこいつに女が群がっていた所以かと思う。


ま、俺も同じ穴のムジナだけどね。


頭に血が上ったので、ベッドの淵までズルズルと身体を移動する。


淵に頭を下げるとちょうどよくなる。


セックスが終わった後の俺の儀式。


昨日あんだけヤったから、今日はこれで終わりだ。


和也も失神しちゃったし。


暫く目をつむって、今日の和也の痴態を思い出す。


ベッドが軋んで、和也が起きた気配がした。


「和也?起きたの?」


返事はなく、和也が俺に馬乗りになると、急に俺の首になにか巻き付いた。


目を開けると、赤い紐をもった和也がいた。


「これね、今日買ってきたの」


「え…?」


「雅紀が、どこか行ったら殺してやろうと思って」


ゆらりと紐を持って、俺の上に跨る和也は、とても綺麗だった。
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