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8←1→8【KJ∞】

第6章 免許2


(だいじょうぶだいじょーーーーぶ…)



順番は3番目。

1番目をまた回避できたのは嬉しい。


そして、前回の先生とは違ってちょっとお茶目というか気さくな人だ。実は前回の先生、こわいな〜って思ってたり。



*******



渋「あ、ああ…」

錦「危ない危ない」



蒼生の番になり、撮影車が後ろにつく。
そしてその様子を中継という形で渋谷・錦戸が別室で観る。


渋「なしてあいつあんなギリギリやねん!」

錦「んふふっ…めっちゃ初心者やなぁ。俺も免許取る前あんなやったかなぁw」




蒼生の左折を見てヒヤヒヤする渋谷と錦戸。


渋「あいつのチャリの乗り方見たことあるか?」

錦「いやぁ?ないかなぁ」

渋「あいつ、ジュニアん時、ふざけて、カーブでめっちゃチャリ倒しよんねん」



渋谷がチャリに乗ってるような仕草をし、その時の蒼生がしたであろうカーブの際の体を倒す真似をする。



錦「えっ?そんなに??ww」

渋「やからあのギリギリはその時の名残やないかな」とパイプ椅子に座り直す渋谷。

錦「あー、なんか初めに自転車に乗ってるって思ってって説明された言うてたもんな、霄」

「にしてもやろww」と錦戸が笑う。




錦「てか、これ、聞いてたらこっちがソワソワしますねぇ!」

渋「せやんな」



車内の音声は聞こえるようになってる為、審査員の道誘導の声と、それに対する蒼生の応答が聞こえる。



錦「緊張感すごいな」

渋「ちびるわ、こんなん」

錦「やめてくださいよw」






*******



(よっしゃあー!!!今回はめっちゃええ感じに止まった!)



前回は、運悪く、というか。
自分があの信号のとこで、信号が変わるか否かのときに前の車が行ってしまったことも判断をミスった要因でもあったけど、今回は信号が変わった時にちょうど自分が先頭になる形で止まれた。
これなら信号が変わってそのまますすんで右折すればいいだけ。



かなりラッキーなんとちゃうか。



(よしよしよしよしっ!このままこのまま。気ィ抜かず、慎重に…先生全然怖ないし!)














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