第2章 ひとつめ。
トド松「お、美味しいよね。おでん!
僕は玉子が好きかなー!」
チョロ松「いっ、いつも食べてるしな!
どれも美味しいけど、僕ははんぺんが一番好きだよ」
トド松「大根とかさ、白滝も美味しいよね。
その・・・初めて食べた時は火傷しちゃいそうだったもん!」
チョロ松「解る解る!
あ・・・そう言えば、おでんを肴に飲むお酒がまた美味しいよな」
トド松「うんうんっ、一松兄さんなんかお酒弱いのに飲んじゃうし」
チョロ松「あー、確かに。あいつ弱いのに飲もうとするよね・・・。
その分、やけに強くてムカつくよなー。おそ松兄さん」
トド松「あ、言えてる!
なんだかんだでベロンベロンに酔ったところ見た事無いもん!」
チョロ松「今度度数高いの飲ませてみるか・・・?」
トド松「そう言えばこの前父さんが日本酒隠してたの見たよ」
チョロ松「マジ!?
よーし、じゃあこっそり拝借しておそ松兄さんを酔わせるか」
トド松「それいいね!
酔わせたついでにみんなでおそ松兄さんの財布持ってパチンコ行かない?そろそろ新台出るって言ってたし、こう言う中途半端な時に限って当たるからあの人」
チョロ松「うっわ出たよドライモンスター・・・。
でもまあ、たまにはいいかもね。そう言うのも」
思いのほか弾む会話。
ちらっと横になってる名無ちゃんの方を伺えば、なんとなくだけど雰囲気がほんの少しだけ柔らかくなってくれてるような気がした。