• テキストサイズ

【うたプリ】君の歌が聴きたくて

第1章 始まり


私は部長さんに向かってペコリとお辞儀をした。


嶺二「えっ?音楽部に?」

部長さんは驚いたような表情だった。

「はい!私はどうしても入らなきゃいけないんですっ!
そして、ミュージックコンテストで……っ!!」

嶺二「お、落ち着いて、後輩ちゃん。
君の熱意はわかったからさっ!

……でも、入れるかわからないよ……。」


(えっ?入れるかわから……ない?)

私は驚いた。
誰でも入れるかと思ってたから。

すると、部長さんは手を顎にあて、こう言った。

嶺二「あのね、音楽部に入るためには、ちょっとした試験を受けないといけないんだ。

君は歌をつくりたい?……それとも歌いたい?」

「歌を……、歌をつくりたいです!」

嶺二「そっか、じゃあ曲をつくって、それを僕ら音楽部生徒、そして顧問の先生に聴いてもらって、入っても大丈夫か判断するんだ。

……どうする?やる?それとも……諦める?」


部長さんは挑発的な瞳で私を見てきた。

答えはもちろん……


「やりますっ!」

嶺二「うん♪いい返事だ♪
んじゃ、早速……」

「ちょっと待って下さい。」

/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp