第3章 ドキドキな委員決め
~休み時間~
「なー築夜お前委員会どうする?」
「あ?俺?俺は学級委員だな。」
「‼はっっ!?マジで‼」
「おう。」
「なんで?」
「…梨麻がやるからだよ。」
「えっ!Bもう委員会決まったの?」
「らしーぞ。」
Bはえーな。てか、彼女と同じ委員会入るって築夜彼女のこと好きだな。
「で、#NANE2#は美化委員らしーぞ。」
「…マジ!?」
「おう。」
マジか。美化委員かー。
「お前やれば?」
「は?」
「美化委員。」
ちょっ待て、待て、待て一緒の委員会はやりたいけど…。
「うーん。考えとく。」
~委員決めの時間~
「じゃあ、まず学級委員から決めてくぞー。」
あー。どうしよう。あっ築夜立候補してる。女子は真弓(まゆ)かー。
「じゃあ。信任投票するから目閉じて伏せろー。」
うーん。美化委員になったら#NANE2#と話やすくなると思うけど…。
「よし。顔挙げていいぞ。学級委員はこの二人にやってもらう。はい拍手!」
まぁ信任だしだろーな。
「ここからは学級委員よろしくな!」
「あ、はーい!じゃーまず学習委員から決めてくよー!やりたい人は挙手してー!」
はぁー。どうしよう。決まってねー。
「じゃー。最後美化委員やりたい人ー?」
って‼もうそこまでいったの!?
…うぉ!築夜がめっちゃ見てくるんだけど‼
……わかったよ!
「はーい。」
「おっ竜馬じゃん!いがーい!」
「まーな。」
築夜はニヤニヤしてるし…。
「じゃあ信任投票するから目閉じろー。」
結果
美化委員になりました。
「よかったじゃねーか。一緒の委員会。」
「…まーな。」
めっちゃドキドキした。
あんなドキドキな委員決め初めてだわ…。