第1章 恋が始まった
「アハハッ、だよねー」
「うんうんあのセリフはヤバイって!!」
「私のこと殺す気か!って思った!」
築夜と話している時にそう会話しながら廊下を女子三人組が歩いていった。
あの中で一人は知ってる。築夜の彼女だ。
正直話の内容はわからなかったけどその中の一人の笑顔にドキッとしたのを覚えてる。
それから俺が篠村に恋をするのはすぐだった。
篠村#NANE1# 1ーBで築夜の彼女の梨麻の友達でかなりおとなしい…らしいあーゆう奴と関わらないから全然わかんねーよ!!!
「はぁーーー。」
「どうかしたか?」
友達の築夜が聞いてきた。
「へっっ!?」
「なに驚いてんだよ。でけーため息だしてたくせに。」
やべっ、ため息だしてたのか!悩みあんなら聞くぜ?と築夜が言ってくるがだいじょうぶとだけ答えとく。いくら築夜でも恋したなんて言えるかっつーの‼はずいわ…
でも俺が恋した#NANE2##NANE1#とはクラスは違うし部活も違うどうしたもんかねー あっ!築夜の彼女が#NANE2#NANE1#と友達じゃん!ってこれだと築夜に相談しねーとダメじゃん‼やべーななんも思い浮かばん…もう相談しようかなーうんしよう!
「なー築夜ちょっと相談いいか?」
「?いいけど?なに?」
「あのさーえーと」
「?なんもないならいいけど」
「嫌っ、ある!!
あのーそう!築夜は彼女とどう付き合ったのかなー?ってあははー」
「お前テキトーに言ってない?」
ギクッ さすが築夜
「まー俺が告白した。」
「マジで‼」
答えたぞこいつ‼
「まぁ。でなんなの相談は?」
「えーあー好きな人ができた…。」
「それマジ?」
「マジだわ‼」
「え誰?誰?同じクラス?名前は?」
「1ーBの#NANE2##NANE1#ってやつ。」
「梨麻とよくいる子か!」
「そう!なんか知らん?」
「知らんな。」
「はっっ!?」
俺が相談した意味は……
「まーまー今度聞いとくから。」
「おうよろしく。」
一歩進展なのかこれは?
とりあえず俺の恋が始まった…