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閉ざした瞳

第1章 幸せだけど退屈な日々


ちゅっ。。。。。。。


毎朝の恒例行事。

愛情とかそんなものではなく。結婚以来毎日続けてきたこと。。。。

出勤前の太輔と交わすKiss。。。。


太輔「今日は遅くなると思うよ。。。」

亜美『私も今日は飲み会なの。。。』

太輔「じゃ、終わったらメール頂戴?待ち合わせて帰ろう?」

亜美『うん。。。』


そういうと太輔は玄関の鏡の前でスーツをチェックして玄関扉をくぐった。。。

横浜の一等地と言われる一角。。。。

そこに住む私達は結婚して5年目の何処にでもいる夫婦だった。

子供が出来るまでの間、そういって独身時代からの仕事を続けていた私だったが

最近ではその子供を作ることすら忘れてしまっている状態。。。

一人になった広いリビングで朝食の残りの少し冷めた珈琲を飲みながら朝刊に目を通す。

この時間が何故か一番好き。。。。





いつからだろう。。。。独りの時間が好きになったのは。。。。。

そんな日常にこの日小さな変化が起こった。。。。
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