第7章 クリスマスの対決
執間先生にそう答えられ、思い出したように頷く。
そうだ、居酒屋でそんな話してたんだった。あれってやっぱ決めないとダメなのかな。けどそれとこれがどういう関係があるんだ。
「んで、このままじゃお前決めれそうもねーし、いっそお前の身体で決めて貰おうって話になったんだよ」
「…えーっと?…はい?」
まったく意味が分からずやはり首を傾げてしまう。
俺の身体で?まさか、口論だけじゃ足りず殴り合いの喧嘩とか?けどなんで俺?
ただただ困惑してしまう俺に、坂田先生は大きくため息をつく。
「分かんねーかなぁ。まぁあれだ。口で説明するよりやった方が早えーだろ」
「そうみたいですね」
坂田先生と執間先生がお互いに顔を合わせ小さく頷くと、俺の服に手をかけ脱がしていく。
「え、ちょっ!なんで服…!」
思いもよらない二人の行動に一瞬呆気にとられる。我に返り慌てて抵抗を試みたが、自分よりも体格のいい二人相手では敵うはずもなく、あっという間に裸に剥かれてしまった。