第8章 特別指南 2
五日目
早朝、藍染隊長、いや、惣右介さんの腕の中で目が覚めた。
裸の身体を包む腕や、やっぱり裸の胸が暖かい……
全てを委ねて眠る安心感。
もぞ……と寝返りをうつと太ももにつうっと伝う滴の感触……
これは……もしかしなくても、惣右介さんの……
昨夜身体の奥に感じた熱い飛沫を思い出す。
一気に心拍数があがり頬が熱くなる。
恥ずかしさにもじもじとももを擦り合わせていると、
「どうしたの?まだ大分早いけど眠れない?」
優しい声と頭を撫でる優しい手……
「す、すみません、起こしてしまいましたか?」
「あぁ、大丈夫だよ。」
頭にあった手がするすると首、肩、背中と撫でていく。
「んっ……」
図らずも声が漏れてしまう。
「可愛い声で、誘ってるのかな?」
笑いを含んだ声。
違うと言おうとした唇は強引に塞がれてしまった。
「んっ……はぁ……」
舌を絡めて快感を煽られる。
背中を撫でていた手が、更に下に降りて丸いお尻をくすぐるように撫でる。
「ふぅんっ……」
腰がピクリと跳ねる。
お尻から回した指がくちゅん、と秘裂に触れる。
「んあっ……やっ……」
「あぁ、中から出てきちゃったね。この中にいっぱい注いだから、溢れてる……」
くちゅくちゅと二本の指でかき回され、広げられ、中から白濁を掻き出すように弄られる。
「やっ……あぁっ……あんっ!!」
「昨日少し無理させてしまったから、今日は自重しようと思ってたんだけど、こんな声を聞かされたら、我慢出来ないよ。」
深い口づけと共に濡れた蜜壺にズンッとたぎる肉棒が挿入された。