第7章 心の高鳴り
『次!パス練習50!』
『『『『『はい!』』』』』
『優里。気合入ってるね!』
『だって次は全国大会でしょ?!ここまで来たら優勝目指さなくちゃ!』
『そうだね!みんなで一緒に全国行こうね!』
『うん!!』
____
チュルチュル……
「……ん。」
…夢か。
昔帝光でバスケしてた頃の夢を見ちゃったな〜。
あの時はまだ普通だったんだよね。
みんな仲良くて最強のチームだった……。
…っていかんいかん!
今は誠凛バスケ部マネージャー!
そしてみんなを全国へ導くって約束したんもん!
しっかりしろ私!
そして私は布団から下りようとしたが
少し体がだるかった。
多分最近徹夜をしてたせいだ。
まぁーだるいだけだし
それ以外は異常はない。
大丈夫だ。
そして布団を綺麗にし
学校に行く支度をした。