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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第11章 11章




ん〜、いま何時……時計は10時だった


え!!なんで!?
起きてみるけど光太郎と京治の姿はない


急いで携帯を取り出して京治に電話をするけど
授業中だからか電源が入っていなかった



なんで


バイバイって言いたかったのに……
学校まで行ってやろうかな、そうしよう


そう思って着替えようとしたら机に紙が1枚おいてある
なにこれ?




〝奈々へ

朝俺が起こさなかったこと怒ってるよね
でもおこしたら奈々と離れたくなると思ったからごめん〟



え、なにこれ?京治めっちゃわたしにデレデレじゃん!!


〝奈々が悩んで帰ってきたのはわかってたけど
今回帰ってきたことで少しでも元気になってくれてたら嬉しいです


奈々と付き合うことになって俺は奈々の彼氏になったけど〟


彼氏って響きすごいいいな
なんかときめく


〝でもその前に奈々と木兎さんと俺は幼なじみで、いつだって奈々の味方だから

それをわすれないでね

奈々は俺達の自慢の幼なじみで、俺の自慢の彼女だから
いつまでも凹んでないで自信もって




あと、こんな俺と付き合ってくれてありがとう

それじゃあ、行ってきます〟





京治からの手紙を読み思わず涙があふれる
ココ最近わたしの涙腺脆いな


でもこれを読んで梟谷に行こうなんていう馬鹿な考えはぶっ飛んだ


新幹線も一時だしうだうだしてられないや


そう思いお土産も買うから急いで用意して家を出る

あ……

思いとどまって京治に返事を書く
それから光太郎にも



そして家を出た






〝光太郎へ

ありがとうしか言えない
光太郎は見てたら本当にわたしも笑顔になれるよ
励ましてくれたり支えてくれたり遊んでくれたり光太郎にはたくさん感謝してる、ありがとう

新感線やばいから行くね、テスト頑張ってね〟




〝京治へ

だいすき〟







それからお土産を買って昼ごはんのお弁当を買って新幹線に乗り込んだ


またね京治、光太郎
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