第6章 6章
月島side
公園で星を見ていたら変な女にあった
話し方に敬語とかもなかったし
なんとなく大人っぽく感じて
先輩だと思ってた
なのに年を聞いたら同い年で
なんか生意気でムカつく
しかも翌日に会う約束もさせられたし
ホント変な女サイアク
絶対いかないそう思ってたのに
家に帰って彼女を思い出す度に
なんか言ってもいいかなって思ってて
イミワカンナイ
たぶん最後の来ないと殴る
みたいな脅しが怖かっただけだし
そして次の日彼女は遅刻してきたし
なんかバレーのこと説明させられたし
買い物にも付き合わされたし
ほんとサイアク
のはずなのに
考えちゃう自分がほんと謎
イマイチ練習にも身が入らない
……そんな気持ちのまま6時になり
練習はおわった
そんなとき外から田中さんの声が聞こえた