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大好きなんやで…2

第1章 電話


「もしもし、謙也。今、大丈夫かいな?」
俺は、今日は謙也に彼女のあいちゃんのことを話そうと思って電話をかけた。
別に謙也に言わんでもええことなんやけど、
一応言うとかなな。
「おう、侑士!久しぶりやな!俺の様子が気になったんか?俺は、毎日三食だべてな…」
「いや、お前の様子は別に気になってない。」
「じゃあ、なんで、電話してきたんや!俺のことが気になったからじゃないんか?!」
「お前のこと気になったから電話って、アホかいな。」
「なっ…!アホちゃうわ!」
「今日は、用事があってかけたんや。」
「なんか、あったんか?」
「ちょっと前にな、俺、彼女できてん。」
「…。」
「謙也?」
「侑士は俺に自慢しよう思って俺に電話かけてきたんやな…。」
やっぱ、謙也にはまだ彼女できてなかったんやな…。
「別に自慢とちゃーうんやけどな。」
「嘘つけ!!俺に彼女できてない思って自慢しにきたんやろ!アホ!」
「話は、全部聞こうとせんかいな。」
「もう、いやや!電話切るで!」
「違うがな、俺の彼女がな謙也の話したら会ってみたい言うから謙也に電話したんやんか。」
「侑士に彼女ってそうとう変わりもんやろ?」
「アホ!むっちゃかわいいわ!」
「侑士がかわいいとかいうの気持悪っ。」
「ほんまにかわいいから言うとるやで。で、三人で遊びに行こう思うんやけど、どうや?」
「う~ん。まぁ、侑士の彼女気になるからなぁ。また、休み入ったらそっちに行くわ!」
「おぉ、じゃあ、あいちゃんに言うとくわ。」
「あいちゃんって言うんか…。かわいい名前やんけ。」
「ありがとうな(笑)あいちゃんに言うとくわ。」
「早よそっちに行って侑士の彼女みたいわ!」
「まぁ、またな。」
「おう、すぐ行くからな。」

謙也にあいちゃんの話したけど、あいつすぐ来そうやな~。
明日、あいちゃんに話せなあかんな。
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