第13章 模擬戦
ボーダー本部、三輪隊の部屋
うぃぃぃん(扉が開く)
扉を開けながら、話しに来た。
恵土「秀次、話ってなんだ?」
すると…
だぁん!!
いきなり壁どんしてきた
三輪「…まず、全部話せ(睨」
恵土「何を怒ってるんだ?」
三輪「…もうすぐで死ぬ奴は
僅かながらでも感じ取れるんだろ?姉さんの時もそうだったのか!?」
恵土「…そうだな。
でも、錯覚だと思いたかった。
それで結局は…(うつむく)
だから…
お前ひとりだけのせいじゃない。
薄々感じ取っていながら言わなかった私の責任だ」
三輪「違う!!
俺が言いたいのは…そういうことじゃない!
あんたは…
自身にそう感じているから、あぁしているのか?」
恵土「…そうだ」
三輪「ふざけるな!!」
恵土「本気だって;
でもさぁ…
蒼也ったら、スコーピオンを教えたりすれば?っていったら
あなた以上の適任者はいないので、お断りします。
だってさ;
最後に頼みたかったんだけd
三輪「いい加減にしろ!!」
ばきぃ!!(右拳で殴る)
三輪「お前は…
何で自分には、生きていて欲しくないように出来るんだ!!
自分を何だと思ってるんだ!?」
恵土「…壊れた、ただのクズキレだ」
三輪「!」
恵土「…私はさ…
もう、あの三年の内に壊れたはずだったんだ…
城戸さんの言う通り、世界は残酷で
どこへ行っても、近界民ってことで殺されかけるだけ。
強いだとかってことで
化け物だと裏で言われながら利用されてるだけだったり
優しい人たちと触れ合えても
そんな人たちを、そこの住民たちは悪として殺して…
いくら助けようが…
いくら大事にしようが…
どれだけ大事に想って行動しようが…
殺されかけるか
できた大事な絆ごと、大切な人の命を奪われるだけだった…
そんな黒い部分ばかり、味わってきた…
その内…
自分の中の、したいって欲求は消えていった…
自分なんていない方がよかった…
それでも、サイドエフェクトが教えてくるんだ…
自分のせいなんかじゃないって
そう、死んだ人達が言ってくれてるって
殺した人たちを殺すことを望んでなんかはいないって…
それで殺して、死んだ自分たちが殺しの要因になったり
苦しみ続けてるのを見てるだけで辛いんだってさ…」