第31章 パーティーと嵐様
ーinリムジンー
「うわぁ…広ーい」
「ふふん、でしょ?」
「お前ん家のじゃねぇだろ」
パチンッ、とデコピンをする潤先輩。
どうやら、この前のことで少し懲りたみたい。
「んみゃい」
何かをムシャムシャと食べている智先輩。
「あ、智くんそれ何個目?」
「んー…5個」
「食べ過ぎじゃない?大丈夫?」
「大丈夫!」
そう言って6つ目のチョコに手を伸ばす智先輩。
「まぁ、我々は向こうじゃあまり食べられませんからね」
ピコピコ、とゲームをしている手を止めずに言う和先輩。
器用だなぁ…酔わないのかな?
「ん?…食べられないってどういうこと?」
「それはですね…」
「色々と大変なんだよ、俺っち達(嵐)はネ」
「そうなんだ…」
やっぱり大変なんだね、嵐って。
「人のセリフ盗るなよ、相葉くん」
「良いじゃん、ちょっとくらい。
ニノのケチ」
「ケチで結構」